2025年のノーベル化学賞を受賞した北川進(きたがわ・すすむ)さん。どこの高校を卒業したのか、どのような研究が世界的に評価されたのか気になった人も多いでしょう。
京都大学の公式略歴によると、北川進さんの出身高校は京都市立塔南高等学校です。この記事では、推測ではなく京都大学とノーベル賞公式サイトの情報を基に、学歴と研究内容を紹介します。
北川進の出身高校は京都市立塔南高校
京都大学が公開している受賞者略歴には、1970年3月に京都市立塔南高等学校を卒業したことが明記されています。
旧記事では、高校の教育方針や理科実験が北川さんを育てたと推測していました。しかし、学校の一般的な特色だけから、研究者としての成功理由を断定することはできません。確認できる事実と推測を分けるため、その説明は削除しました。
学歴・職歴の詳細は京都大学の北川進さん公式略歴で確認できます。
北川進の学歴
- 1970年:京都市立塔南高等学校卒業
- 1974年:京都大学工学部卒業
- 1976年:京都大学大学院工学研究科修士課程修了
- 1979年:京都大学大学院工学研究科博士課程修了
その後、近畿大学、東京都立大学、京都大学で研究・教育に携わりました。2025年のノーベル賞受賞時は、京都大学理事・副学長、高等研究院特別教授を務めていました。
2025年ノーベル化学賞の受賞理由
北川進さんは、リチャード・ロブソンさん、オマー・ヤギさんとともに、「金属有機構造体(Metal–Organic Frameworks、MOF)の開発」によって2025年ノーベル化学賞を受賞しました。
ノーベル賞公式サイトは、北川さんが、気体を構造の中へ出し入れできることを示し、MOFを柔軟に設計できる可能性を予測した点を説明しています。
受賞理由の原文と共同受賞者はノーベル賞公式プレスリリースで確認できます。
MOFを分かりやすく説明すると
MOFは、金属イオンと有機分子を組み合わせて作る、内部に小さな空間を持つ結晶材料です。イメージとしては、分子サイズの部屋が大量に並んだ建物のようなものです。
材料の組み合わせを変えることで、特定の物質を取り込んだり、蓄えたり、分離したりできるよう設計できます。
どのような応用が期待されている?
- 空気中から水を集める
- 二酸化炭素を回収する
- 有害な気体を貯蔵する
- 化学反応を促進する触媒に使う
- 水中の有害物質を分離する
これらはMOFが持つ可能性の例です。すべてが直ちに実用化されているという意味ではなく、用途ごとに研究と開発が続いています。
基本プロフィール
- 氏名:北川進(きたがわ すすむ)
- 生年月日:1951年7月4日
- 出身地:京都府京都市
- 専門:錯体化学
- 受賞:2025年ノーベル化学賞(共同受賞)
まとめ
北川進さんの出身高校は、京都大学の公式略歴で確認できる京都市立塔南高等学校です。その後、京都大学で学び、MOF研究を発展させた功績によって2025年ノーベル化学賞を共同受賞しました。
出身校の一般的な教育方針と受賞を直接結び付けるのではなく、公式略歴と研究成果を分けて理解することが大切です。坂口志文さんの記事はこちらで紹介しています。



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