最低賃金 2025 いつから上がる?一覧とランキングで徹底解説

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最低賃金とは?

最低賃金とは、国が法律(最低賃金法)に基づいて定める「賃金の最低限度」であり、企業や事業主は労働者に対してこの金額以上を必ず支払わなければならない制度です。

最低賃金の目的は、労働者が不当に低い賃金で雇用される状況を防ぎ、安定した生活を確保することにあります。

さらに公正な労働条件を維持し、地域や業種を超えた健全な競争環境を守る役割も果たしています。

毎年の改定ルールと流れ

最低賃金は2025年も例年と同じように改定され、適用時期は原則10月から順次始まります。

最低賃金の改定は厚生労働大臣が中央最低賃金審議会に諮問する6月から始まり、労働者・使用者・公益代表による議論で目安額がまとめられます。

続いて各都道府県の審議会が地域の実情を踏まえて検討し、最終的に労働局長が決定を公示します。

改定額は経済状況や生計費、企業の支払い能力など多面的な要素を基準に算出されます。

こうした手順を経ることで最低賃金は2025年も社会や経済の動きを反映し、適切な水準として実施されま

す。

最低賃金 2025 はいつから適用される?

2025年の最低賃金は全国で10月頃から順次適用され、すべての都道府県で時給1,000円以上となる見込みです。

東京都では時給1,226円で10月3日から施行され、全国加重平均では時給1,118円と昨年度比で63円増となり、過去最大の引き上げ幅が見込まれています。

最低賃金2025が「いつから」適用されるかを把握することで、働く人の生活設計や事業者の給与計画に直結する重要な情報となります。

2025年の具体的な見込みでは、大阪府は時給1,177円、神奈川県は1,225円、千葉県は1,140円、埼玉県は1,141円と地域ごとに設定されています。

これらの金額は各都道府県の経済状況や労働者の生活費、企業の支払能力を考慮して決定されます。

最低賃金2025の施行日を確認することで、給与設定の準備や労働契約の見直しが円滑に進められます。

025年の全国47都道府県の最新最低賃金の答申額、2024年の最低賃金との比較、発効日を含む完全一覧は以下の通りです。2025年は全国平均で過去最大の63円引き上げとなり、全県で最低賃金が1,000円を超えています。発効日は都道府県ごとに10月から翌年3月まで幅があります。

最低賃金 2025 一覧(全国版)

都道府県名2024年
最低賃金額(現在)
引上額全国引上げ
平均額との差額
2025年
最低賃金額(予定額)
発行予定年月日
北海道1,01065+21,0752025年10月4日
青森95376+131,0292025年11月21日
岩手95279+161,0312025年12月1日
宮城97365+21,0382025年10月4日
秋田95164+171,0312026年3月31日
山形95577+141,0322025年12月23日
福島95578+151,0332026年1月1日
茨城1,00569+61,0742025年10月12日
栃木1,00464+11,0682025年10月1日
群馬98563+151,0632026年3月1日
埼玉1,07863±01,1412025年11月1日
千葉1,07664+11,1402025年10月3日
東京1,16363±01,2262025年10月3日
神奈川1,16263±01,2252025年10月4日
新潟98565+21,0502025年10月2日
富山99864+11,0622025年10月12日
石川98470+71,0542025年10月8日
福井98469+61,0532025年10月8日
山梨98863±11,0522025年12月1日
長野99863±01,0612025年10月3日
岐阜1,00164+11,0652025年10月18日
静岡1,03463±01,0972025年11月1日
愛知1,07763±01,1402025年10月18日
三重1,02364+11,0872025年11月21日
滋賀1,01763±01,0802025年10月5日
京都1,05863±11,1222025年11月21日
大阪1,11463±01,1772025年10月16日
兵庫1,05263±01,1152025年10月4日
奈良98665+21,0512025年11月16日
和歌山98065+21,0452025年11月1日
鳥取95773+101,0302025年10月4日
島根96271+81,0332025年11月17日
岡山98265+21,0472025年12月1日
広島1,02065+21,0852025年11月1日
山口97964+11,0432025年10月16日
徳島98066±31,0462026年1月1日
香川97066+31,0362025年10月18日
愛媛95663+141,0332025年12月1日
高知95271+81,0232025年12月1日
福岡99265+21,0572025年11月16日
佐賀95664+111,0302025年11月21日
長崎95378+151,0312025年12月1日
熊本95264+1未定未定
大分95464+1未定未定
宮崎95264+81,0232025年11月16日
鹿児島95373+101,0262025年11月1日
沖縄95264+11,0232025年12月1日

9/4独自調べ。

正確な詳細情報は厚生労働省の公式サイトや各地方労働局の発表をご確認ください。

まとめ

結論として、最低賃金2025は全国すべての都道府県で時給1,000円を超え、施行時期は地域ごとに異なります。

最低賃金2025が「いつから」適用されるかは、東京都が10月3日、神奈川県が10月4日、大阪府が10月16日など順次開始される形です。

また、全国平均では1,118円となり、昨年度比で過去最大の63円引き上げとなります。

最低賃金2025の施行日を把握することで、労働者は生活計画を立てやすく、企業は給与設定の準備がスムーズになります。

我が岩手県は、1,031円で決定みたいだけど、

採決前に、使用者側委員全員一斉退席

してるんだよね・・・。大丈夫なのかね・・・。

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