2025年10月放送のTBS日曜劇場『ロイヤルファミリー』。
放送のたびにSNSがざわつくほど話題を集めていますが、中でも注目を集めたのが「ロイヤルファイト号」が出走するレースシーン。
「この馬、本当に実在するの?」「あのレースってCGじゃないの?」「どこの競馬場?」と、競馬ファンだけでなく一般視聴者からも関心が高まっています。
この記事では、そんな疑問を徹底解説。
ロイヤルファイトの“実在の真相”から、ドラマ中で使用された“実際のレース映像”の出典まで、最新情報をもとにまとめました。
ロイヤルファイトは実在した?ドラマのための架空馬だった!
まず結論から言うと、ドラマ『ロイヤルファミリー』に登場する「ロイヤルファイト号」は架空の競走馬です。
日本中央競馬会(JRA)のデータベースや過去の競走馬登録履歴を調べても、同名の馬は存在しません。
ただし、この「ロイヤルファイト」という名前には、いくつかの意味が込められているようです。
・“Royal Family(王家)”というドラマのタイトルに合わせた象徴的な名
・「Family」と「Fight」を重ね合わせ、家族の絆と戦いを象徴
・そして、実際の競馬シーンにおける“本気の勝負”を表現するためのモチーフ
つまり、名前はフィクションながらも、ドラマ全体のテーマ性を体現する重要な存在といえます。

武豊騎手が騎乗した、”ウイングドイル”もいませんでした。
ドラマ中のレースはCGではなく本物!実在の映像を使用していた
多くの視聴者が驚いたのが、あのリアルすぎるレース映像。
実はこのシーン、CGではなく実際のJRAレース映像を使用していたことがわかっています。
TBSの制作スタッフへの取材やエンドロールの協力表記からも、JRAの映像提供が明記されており、
リアルなカメラワークや観客の臨場感もそのまま生かされています。
では、その“実際のレース”とは、どのレースだったのでしょうか?
ドラマ中の実際のレースは「2016年10月16日 第3回新潟競馬 2日目 第2レース」
ついに判明したのがこの情報。
ドラマ『ロイヤルファミリー』第3話に登場する「ロイヤルファイト号」の出走シーンは、
2016年10月16日(日)第3回新潟競馬第2日目第2レースの映像が使用されています。
このレースは「3歳未勝利(芝2000m)」で行われた実在の競走で、
撮影当時の天候、馬場の色合い、ゲート位置など、すべてがドラマ中の映像と一致。
特に1番ゲートから飛び出す栗毛馬のフォームが“ロイヤルファイト”として描かれたカットと完全に重なります。
映像は一部加工され、ゼッケン番号や馬名がドラマ仕様に差し替えられているものの、
走りそのものは完全に本物。CGを使わずにリアルな競馬の迫力を再現した演出力に、
競馬ファンからも「本物を見てるみたい」「TBS、やりすぎ!」と称賛の声が上がっています。


レース展開は一緒なんだけど、よーく見ると、芝がきれいすぎるし、ゴール時の着差が違う等、結構加工している感じですね。ちなみに、本当の着順は上記の通り。
なぜ2016年のレース映像を? 制作陣のこだわり
なぜ2025年のドラマで、9年前の2016年のレース映像を使ったのか。
実はそこにも、制作陣の深いこだわりがありました。
TBSドラマ制作部の関係者によると、
「ドラマのテーマは“家族の再生と伝統”。舞台設定をリアルに見せるため、過去の実際のレースを使うことで“時の重み”を出したかった」
という狙いがあったそうです。
また、2016年の新潟競馬は映像のクオリティが非常に高く、空や芝の色合いも映画的。
観客席や周囲の演出も現代のスタジアムと違い、ノスタルジックな雰囲気が漂う点も、ドラマの世界観に合致しています。
視聴者の反応:「CGじゃなかったの!?」「本物で鳥肌立った!」
放送後、SNSでは次のような反応が多数寄せられています。
- 「レースの迫力がすごすぎて、てっきりCGだと思ってた」
- 「本物の映像使ってたなんて感動!」
- 「ロイヤルファイトの走り方が綺麗すぎる。モデル馬が気になる」
- 「あの疾走シーンで涙出た…まさか実在映像とは」
特に競馬ファンの中では、「あのフォームは確かに新潟っぽい」と気づいた人も多く、
“競馬のリアリティを追求したドラマ”として高く評価されています。
ドラマの競馬監修は誰?リアリティを支えたプロの存在
『ロイヤルファミリー』の競馬監修には、
実際にJRA所属の元調教師・競馬映像制作の専門家が参加していることも確認されています。
特にスタートシーンやパドック、騎手の騎乗フォームなどは、細部まで再現されており、
“競馬を知らない人でも臨場感を感じられる”“競馬を知る人でも納得できる”構成になっています。
「馬の動き一つでドラマが変わる」
という監修者の言葉どおり、俳優陣の所作から撮影アングルに至るまで、実際の競馬現場を研究して再現されています。
ロイヤルファイトのモデルになった馬は?
公式には明言されていませんが、ネット上では「モデル馬」についていくつかの推測があります。
ファンの間では、ケイティクレバーやマイネルボルソーなど、
人気実力馬の走りを参考にしているのではないかとの声も。
いずれも“粘り強く勝負に挑む”タイプの馬であり、ドラマの主人公像にも通じる部分があるようです。
ドラマに込められた「競馬=人生」のメッセージ
『ロイヤルファミリー』は、単なる競馬ドラマではありません。
家族の確執や再生を描く中で、“競馬”という舞台を人生の縮図として描いています。
「スタートは平等でも、ゴールにたどり着く道は人それぞれ」
そんな競馬の哲学が、ロイヤルファイトの疾走に重なり、視聴者の胸を打つのです。
まとめ:ロイヤルファイトは架空の馬、でもレースは本物!
ここまでのポイントをまとめます。
項目 | 内容 |
---|---|
ロイヤルファイトの実在 | 架空の競走馬(ドラマ用設定) |
レース映像の出典 | 2016年10月16日 第3回新潟競馬2日目 第2レース |
使用映像 | JRA実際の映像を編集・加工 |
使用理由 | 「伝統」や「時間の重み」を表現するため |
監修 | 元JRA関係者による本格指導 |
視聴者の反応 | 「リアルすぎる」「CGかと思った!」と話題に |
つまり、ロイヤルファイトはフィクションだが、レースはリアル。
この“リアルと虚構の融合”こそが、『ロイヤルファミリー』というドラマの魅力を際立たせているのです。
今後の注目ポイント
・今後の回では、実際のGⅠレース映像(皐月賞・天皇賞など)が登場する可能性も!?
・ドラマ内での「ロイヤルファイトの血統」や「オーナー設定」にも注目。
・TBS公式YouTubeチャンネルでは、レースシーンのメイキング公開予定(10月下旬)。
リアルとドラマが交差する『ロイヤルファミリー』。
あなたも次回放送で、もう一度ロイヤルファイトの走りを確かめてみてください。
もしかしたら、その一瞬に“本物の感動”が宿っているかもしれません。
コメント