はじめに
国勢調査 2025 が始まり、インターネット回答が推奨されています。
「紙で記入するのは面倒だな…」「無視したらどうなるの?」「入力って難しそう…」
そんな不安を抱えている人のために、この記事では インターネット回答の手順・注意点・メリット・無視したときのリスク をわかりやすく整理します。
スマホやパソコンが使える人なら、5~10分程度で完了できるはず。まずは気軽に読んでみてください。
インターネット回答とは?2025年版の特徴とメリット

国勢調査 2025 インターネット回答の基本概要
- 調査期間:9月20日以降に書類配布、回答期限は10月8日(水)まで
- 回答方法:インターネット、郵送、調査員提出の3方式から選べる。
- 総務省としては、インターネット回答を特におすすめしており、スマホなどで24時間いつでも回答できるスタイルを強調している。
- インターネット回答を選んだ場合、 紙の調査票は記入・郵送不要 とされている。
メリットが大きい理由
- 時間を気にせず回答できる
- 紙の記入・封筒への投函という手間を省ける
- 入力ミスを訂正しやすい
- 調査事務局側の作業が効率化され、集計ミスの減少にもつながる
こうした理由で、国勢調査2025は「インターネット回答が便利!」というキャッチも前面に出しています。
「無視」したらどうなる?リスクと対応
無視、つまり回答しなかった場合の可能性や対応について、実務的に知っておきたい点を整理します。
法的義務と罰則
- 国勢調査は 統計法(第13条) によって報告義務が定められており、正当な理由なく拒否・無視することは法令上問題となる可能性あり。
- 虚偽報告や無回答についての罰則規定も統計法に設けられている、という説明が総務省側でも案内されている。
ただし、実際にどれほど罰則が追及されているかは過去事例での運用があまり公表されておらず、現実のリスクは低めと捉える人もいます。
督促・訪問調査が来る可能性
- 期間内に回答が確認できない世帯には、後日 調査員が「回答のお願い」に訪問 する措置が予定されている。
- 実務的には「無視=黙って罰金」ではなく、催促や再回答のチャンスが設けられているケースが多い。

前回の調査で、実際に調査員が訪問してきました。忘れずにやりましょう。
無視することの “暗黙のデメリット”
- 世の中の人口・世帯データが正確に反映されなくなる → 地方自治体の政策(福祉・学校・交通など)に使われる基礎データの狂い
- 長期的には「無回答者=データ欠損者」として統計精度に影響
無視は “罰を受けるかどうか” 以上に、社会の中の自分の情報が “見えにくくなる” 選択とも言えます。
インターネット回答の具体的な手順:かんたんステップガイド
ここからは「実際にどうやって入力するか?」をスマホ/パソコン別にステップごとに解説します。
ステップ1:回答サイトへアクセス
以下のいずれかの方法で、国勢調査オンライン(回答サイト)へアクセスします:
- 「インターネット回答依頼書」にある QRコード をスマホで読み取る → ログインID・アクセスキーが自動入力される場合あり
- 検索エンジンで「国勢調査オンライン」と検索
- ブラウザのアドレスバーに “e-kokusei.go.jp” を入力
- キャンペーンサイト経由などリンクからアクセス

私はPCで回答しましたが、回答サイトへ行くのが手間でした。
オススメはスマホでQRコード読み取りですかね~。
ステップ2:ログイン
- 調査書類に記載された ログインID と アクセスキー を入力してログイン
- QRコード読み取り経由なら、これらが自動で入力されるケースあり
ステップ3:質問に回答
画面の案内に従って、以下のような項目を入力していきます:
- 世帯員(家族構成、年齢、性別など)
- 就業・通学状況
- 住居の種類など住居情報
入力そのものはガイド表示があり、迷いにくい仕様です。最後に確認画面を経て、送信で回答終了。
ステップ4:修正(必要なら)
回答後、10月1日時点で人数に変動があれば、10月8日まで再ログインして修正可能。その場合は、ログインIDと自分で設定したパスワードが必要。
注意ポイント&トラブル対策
個人情報・セキュリティは安心?
- 通信は SSL/TLS(暗号化) 方式で行われるため、第三者の傍受リスクは低く抑えられている。
- また、統計法に基づき、国勢調査を扱う人には 守秘義務 がある。
- それでも、「本当に安全?」という疑問を抱く人向けには、健全な国の情報源(総務省・統計局サイト)で確認するのが安心。
なりすまし・詐欺に注意
- 国勢調査関係で メールでの回答依頼は一切行わない との注意喚起あり。
- 調査員が訪問する際には、顔写真付きの国勢調査員証 を携帯しているはずなので、照合して確認を。
- 金銭要求、クレジットカード番号・口座番号の聴取、年収資産の聞き取りをすることはない。
紙の調査票はどう扱う?
インターネット回答をした世帯は、紙の調査票に記入・郵送する必要はありません。記入せずに破棄(他で使われないよう処理)するよう案内されています。
実際にやってみた
結論から言えば、
- ログインの観点から言えば、スマホ・タブレットからQRコード読み取りがラク。
- 家族が多い人は、画面の大きいPCがいいかも・・・。(特に、項目5以降)。

実際に届いたのでやってみました。
ちょうどPCを使用していたので、そのまま回答しようとしましたが、回答サイトへたどりつけず、インターネット回答の仕方のチラシを見ると、アドレスにアクセスとの記載・・・。
仕方ないのでアドレスバーに直接打ち込み、やっと回答サイトへ。
ログインID・アクセスキーを打ち込みいざ回答。
項目が16個もあり、やる気がガクンと減りましたが気合で進めました。
感想としては、家族が多いとメチャクチャ大変だと思います(項目5以降)。
後は、出生の年月でちょっとつまづきました(項目7)。
とにかく、個人ごとに選択 Or 打ち込みがあるので、家族が多いほど大変なのは否めないと思います。
家族が多い場合、10分以上かかるかも・・・。
まとめ:迷ったらまず“インターネット回答”でOK
- 国勢調査 2025 インターネット回答は、手順も簡単で便利。スマホやパソコンで 5〜10分程度で完了できます。
- 回答方法はアクセス → ログイン → 設問入力 → 送信 → 必要なら修正、という流れ。
- 個人情報保護は法制度と技術で担保されている一方、不審なメールや訪問には注意が必要。
- 無視すると督促が来たり、法的義務にも関わる可能性があるが、実務上は再機会・訪問催促の対応がまず行われる。
- だからこそ、面倒でも無視せず「インターネット回答でサクッと終わらせる」のが最も安心で合理的な選択です。

5年に1回のことなので、忘れずにやりましょう。国民の義務ですから・・・。
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