今年もいよいよ世界最高峰のレース、凱旋門賞(G1)が目前に迫ってきました。
2025年は過去最多となる日本馬の登録が大きな話題となっています。
さらに注目の騎手ラインアップや、日本馬の挑戦に寄せる現地の評価まで、最新情報を交えつつ徹底解説していきます。
世界中のホースマンとファンが熱い視線を注ぐ“夢の舞台”を、今年こそ日本馬が制するのか──目が離せません。

凱旋門賞については、「前回の記事:凱旋門賞 2025 日本馬 いつ出走?注目馬と展望まとめ」にも情報があります。
凱旋門賞2025|開催概要と歴史

フランス・パリロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞は、2400m芝コースで世界中からトップホースと名騎手が集結する大一番です。
創設は1920年。今年で104回目を迎え、1着賞金は2,857,000ユーロ(約4億5千万円相当)におよび、歴代優勝馬や伝説的なレースも数多く語り継がれています。
特に近年は日本からの挑戦が続き、“夢への挑戦”が幅広いファン層を惹きつけています。
今年2025年は、日本調教馬の歴史的挑戦年になることも間違いありません。
凱旋門賞2025|最新登録馬・出走予定馬リスト
今年2025年9月27日現在、JRA発表の「出走予定馬」は全18頭。そのうち、日本馬は過去最多となる3頭が名を連ねています。
日本馬(JRA所属)予定出走馬&騎手(9月27日現在)
馬名 | 性齢 | 調教師 | 騎手(予定) |
---|---|---|---|
アロヒアリイ | 牡3 | 田中博康 | C.ルメール |
クロワデュノール | 牡3 | 斉藤崇史 | 北村友一 |
ビザンチンドリーム | 牡4 | 坂口智康 | O.マーフィー |
(※出走最終確定と騎乗騎手は直前で変更となる場合があります)
海外有力出走馬&注目騎手一部抜粋
- ロスアンゼルス(A.オブライエン厩舎)/欧州最強世代と注目
- アヴァンチュール(C.フェルラン厩舎)/2024年2着馬、仏オークス馬
- ソジー(A.ファーブル厩舎)/仏の名門馬
- キジサナ(F.グラファール厩舎)/今年も注目
他にも欧州・イギリス・アイルランドの有力馬が勢揃いし、ブックメーカーの前売り人気も混戦模様です。ni
注目日本馬解説|凱旋門賞 2025 登録場 騎手ポイント

アロヒアリイ(牡3・田中博康厩舎/騎手:C.ルメール)
前哨戦ギヨームドルナノ賞勝ちが記憶に新しく、勢いそのままに世界の大舞台に挑みます。名手ルメール騎手の手綱捌きとともに「究極の一発」へ期待が高まります。
クロワデュノール(牡3・斉藤崇史厩舎/騎手:北村友一)
日本ダービー馬として参戦。斤量利に加え、重馬場でも好走実績あり。冷静な北村騎手の綿密な騎乗にも熱視線が集まります。

前走:プランスドランジュ賞はハナ差で勝利。海外の初戦を勝利で、しかも重馬場で勝ったのは大きな収穫。
ビザンチンドリーム(牡4・坂口智康厩舎/騎手:O.マーフィー)
春の天皇賞(春)2着ほか、ハイレベルな国内G1でも健闘。欧州G1にも合うタフネスを買われての大舞台参戦です。英国の有力若手O.マーフィー騎手と新コンビ結成となりました。

前哨戦であるフォワ賞1着。
参戦する3頭すべてが、前哨戦を勝ち上がるという、まれにみる状況。
海外勢の注目馬と騎手
ヨーロッパ勢を中心に、強豪騎手が揃います。ロスアンゼルスに主戦R.ムーア騎手、アヴァンチュールにC.デムーロ騎手など、世界の名手×名馬の競演も見所です。
特に今年は「3歳馬(特に牝馬)」が斤量面で有利と言われており、ブックメーカーでも若い馬に人気が集まっているのもトレンドです。
過去の日本馬挑戦と2025年のポイント
これまで日本馬の「悲願」は何度も凱旋門賞で惜敗。
2022年のドウデュース、2023年のリバティアイランド、そして昨年2024年も波乱含みの展開でした。
本年は馬場適性・斤量面でチャンスという声も多く、関係者の本気度も例年以上です。
また、現地入り後の適応能力や、ゲート・レース展開・テン乗り騎手の柔軟対応など、日本馬&騎手の対応力が問われるドラマが待っています。

印象に残っているのは、ディープインパクトが参戦した年。
異様な盛り上がりで、現地では、日本人専用の勝馬投票券売り場(馬券)ができたほど。
騎手の視点|トップジョッキーたちのドラマ
ルメール、ムーア、デムーロなど世界トップクラスがパリロンシャンに集いますが、「日本馬の夢を背負う」ことへのプレッシャーや特別な思い入れも毎年話題です。
過去には武豊、川田将雅、福永祐一らが果敢に挑んできた歴史があります。
2025年はJRA所属の若手×ベテラン×外国トップ騎手の“三つ巴”ともなり、競馬ファンの胸が高鳴らずにはいられません。
現地評価・オッズ・ファンの予想トレンド
今年は日本馬の登録頭数が多い影響で、フランスだけでなくイギリスやアイルランドのブックメーカーも大注目。
予想オッズでもアロヒアリイやクロワデュノールは上位人気を集め始めています。
SNSでも日本馬&騎手の組み合わせに期待や不安の声が拡がり、「今年こそ!」というムードで溢れています。
2025年のテレビ放送・ネット中継情報
日本時間では10月5日(日曜)23時05分発走予定(現地16時05分)。
地上波、BS、インターネット配信など各種サービスでレース観戦が可能です。
リアルタイム速報やパドック情報、現地インタビューも例年以上に充実しているのでレース直前は要チェックです。
まとめ
2025年の凱旋門賞は「過去最多の日本馬挑戦」だけでなく、騎手ラインアップや世界の強豪との戦いといった見どころも満載。
最新情報はJRA、netkeiba、専門紙など信頼性高い媒体をこまめにチェックし、日本競馬史を塗り替える快挙の瞬間を一緒に見届けましょう!

(※この記事は2025年9月27日現在の公式発表・信頼サイト情報をもとに執筆。出走馬・騎手情報は直前で変更の場合もあるため、公式発表を確認してね!)
コメント